感情
昨日の夜の、ユウキからのメール。
「今直人と、中学の友達と3人で飲んでるよー」
頭の中浮かんだのが、ユウキの元カノ「ハヤテさん」。
ユウキの中学校からの友達なんだよね、彼女。
脈が速くなって、息苦しくなってるのがわかる。
なんでこれだけでこんなに私は駄目になるんだろう。
独占欲が強すぎる。こんな感情になっちゃいけないのに。
私は、嫉妬する立場じゃないのに。
もう、ホント自分が醜くて、すごく自己嫌悪だ。。
嫌なことばかり想像してしまう。
ハヤテさんが、ものすごく可愛くなっていて、
ユウキも直人君も、ハヤテさんのことが気になりだして、
仲良くなって、恋愛感情になって、
そして、こんな私は・・・いらなくなっちゃう。
捨てられちゃう。。
怖い。
すごく怖いよ・・・。
ほんと、こんな自分大嫌い。
こんなんじゃ、誰も私を好いてなんかくれないのに。
後ろ向きすぎるよ。極端すぎる。
メールの返事を書いた。
「中学校の友達って、ハヤテさんなのかな?
楽しそうでいいなぁ☆私も飲みたいよ〜^^」
なるべく明るく、感情を隠したつもりだったんだけど、
ユウキからのお返事。
「ハヤテなら、ハヤテっていうよー。隠さないよー。
ねむには心配させたくないからさ。」
全部、私の気持ちわかってしまってるみたい。
すごくこのメールで、安心した。
脈の速いのもおさまった。大きく息が吸える。
ユウキは私のこと、お見通しなんだなぁ。。
嬉しくて、なんか、泣きそうになった。
きっと、直人君なら信用できてない。
きっと、証明できるまで、信じられなかったと思う。
ユウキだったから、安心できた。
私には、今はこの安心感が必要なのかもしれないよ。
不安定な心を、一言で、落ち着かせてくれる。
ほんとは一人で立ち上がらなきゃいけないけど、
ユウキに頼ってもいいのかな。。