直人君

すごいショックな事実を

昨日知ってしまった。


3月ごろ

直人君は合コンで知り合った女に

猛アタックしてたそうだ。


結局実らず、今に至るけれど

もう、その事実だけで

私の涙を枯らすには十分だった。


3月ごろは

私と普通に関係をもっていた。

そりゃ、「恋人」という肩書きはなくても。


直人君の誠実なところが大好きだった。

絶対直人君は、そういうことをする人じゃないと、思っていた。

スタビにしても、このことにしても、

私は、

もう駄目かもしれない。


それを知って、東京にいる直人君に電話で問い詰めた。

「お前、頭冷やせや」

何が悪いんだ?的な雰囲気。

あぁ、もう、私のことはどうでもいいんだ。この人は。

『帰るまで連絡しないけど、気にするな。』

切れた電話の後、メールが入ってきた。


その後のバイト、

ずっと吐きそうで吐きそうで、

しんどかった。

泣き顔を一生懸命お化粧で隠して、頑張った。

笑顔、作った。


なんで、私は直人君が好きなんだろう。

苦しい。

彼が大好きな分、辛い。

嫌いになれたら、楽なのに。。


今、私の前から直人君がいなくなったら、

私、自暴自棄になっちゃいそう。

だって、それを想像しただけで

人間辞めたくなるもの。


弱い、弱いな、私。

馬鹿みたい。